少しだけ妖しい話┃Essay

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昨日は忘れられない日になった

私は小さな個室に通され、イスに座らされた。
目に良い香りのする布をかけられて視界は遮られた
私は恐怖と緊張で身体を硬くした

何も見えない・・・・
聞こえるのは彼女の声だけ
小さな部屋には私と彼女しかいない

彼女がそっと私に囁いた
「ガマンできなくなったら言ってね・・」
私は黙っていた

「口を開けて・・・」

彼女は慣れた手つきで 私の唇をまさぐりはじめた
私は彼女の細い指の感触を楽しんでいた
その指は私の口の中までまさぐり始めた

彼女の指を吸ってしまいたい・・・
そんな衝動を必死に抑えた

やがて、バイブのような振動音が伝わってくる
次第に彼女の息づかいが荒くなる

「はあ はあ・・・・・・・」
小さな部屋には、彼女の声だけが響く

振動がやんだ
再び、彼女の細い指が 私の唇をまさぐる
「開けて・・・・」
彼女の言葉に、口を開けた

「噛んで・・・・」
私はそーっと噛んだ
彼女は小さく囁いた
「もっと 強く・・・」
「もっと・・・・・・」

彼女はふぅーと深いため息をついた。
そしてまた彼女のバイブが私の口に入ってきた
私は大きく口を開けさせられた

「www・・・」
思わず声が出そうになったが必死に堪えた

ブルブル・・ブルブル・・・
私の口の中は唾液で溢れていた

ジュル ジュルゥ~
その唾液を彼女は優しく吸い取った

そしてまだ癒えていない口の中に
「ふ~」と優しく風が吹き込まれた
私は彼女の巧みな技に魅了された

彼女は小さなグラスに水を注ぎながら囁いた
「また 来週来てね・・・・」

私は黙ってうなずいた
彼女と過ごした2時間は
私にとって忘れられない一日となった

彼女を残して部屋を去ろうとしたとき
心配そうに彼女が囁いた

「お風呂に入っちゃダメ・・・」

私は、黙って頷いた。
そして心に誓った。

「食事の後には必ず歯を磨こう」
子供の頃から何度も破ってきた誓いである

おわり

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