短編小説

短編小説

短編小説 刺青師の奇妙な生涯

はこび天舟 ショート いれずみ職人の不思議な人生
天舟作品

ダビデの星の秘密

超メモ術 簡単にできるダビデの星の作り方と神秘のパワーの新しい解説書。ダビデの星は平面ではなく立体物。竹ひごと接着剤と塗料、そして誕生石。あなた専用のパワーツールができます。
天舟作品

無限の人生

超メモ術 「はい、大統領。でも何の心配もありません。人口は増え続けていますから、農業ドームをもっと増やさなければなりません。幸いなことにドーム建設に必要な土地は砂漠の拡大によって確保できています。これも人間社会と自然との調和というものでしょう。大統領、ドーム建設の予算のご承認をよろしくお願いします」
天舟作品

ZEROの世界

私の趣味は夜の空を眺めること。 アンドロメダに導かれ、天の川銀河を旅するのです。 宇宙の神秘に惹かれながら、宇宙を研究している時が、この爺の最高の時間なのです。 ここは人里離れた山村で、天文観測を妨げるような灯りはひとつもありません。 小さな家に、爺と孫の二人だけで暮らしています。 子供の名前はチムという5歳の男の子。チムは体が弱く、空気の悪い都会には住めないということで、私と一緒に暮らしています。 チムの母親、つまり私の娘は宇宙開発研究所の宇宙物理学者です、 この家には月に一度帰ってくるだけです。 といっても、中が悪いとか、愛情が無いというわけではありません。 家族全員が宇宙に夢中なだけです。 チムの父親は宇宙飛行士で、チムが生まれた年に宇宙で行方不明になりました。 今も宇宙のどこかを飛んでいることでしょう。 両親のDNAを持つチムは夜の空が大好きです。 星のきれいな夜は、ベランダの古惚けたベンチに腰掛けて、私の話を聞くのが好きなのです。 私にはチムが夜空を眺めて、行方不明になった父親を探しているような気がするのです。 この可愛いチムの素朴な質問に答えることが、私の天文研究になっているのです。