ピアノでのダイアトニックコードについて説明しますね。ダイアトニックコードは、ある特定の音階に含まれる音のみを使って作られたコードです。通常、メジャースケール(長音階)またはマイナースケール(短音階)に基づいて構築されます。
メジャースケールを例に取ると、Cメジャースケールの音はC, D, E, F, G, A, Bです。このスケールに基づいたダイアトニックコードは、それぞれのスケールの音から始まる三和音で、以下のようになります:
- Cメジャー (C-E-G)
- Dマイナー (D-F-A)
- Eマイナー (E-G-B)
- Fメジャー (F-A-C)
- Gメジャー (G-B-D)
- Aマイナー (A-C-E)
- Bディミニッシュ (B-D-F)
各コードは、ルート(基音)、サード(第3音)、フィフス(第5音)の3つの音で構成されます。これらのコードは、和音進行や曲の伴奏に頻繁に使われます。
練習する際には、これらのコードを各キーで弾いてみると良いでしょう。例えば、Cメジャースケールのダイアトニックコードをマスターしたら、次はDメジャースケールやEメジャースケールで同じことを試してみてください。これにより、様々なキーでのコードの構成と弾き方に慣れることができます。