カレーライス思考法

トライアングル思考法

計画・項目・時間の3つだけのシンプルなシート

○計画の作り方

○項目の確認の仕方

○時間の確認の仕方

○全体の利用方法

筆者が使う思考方法はトライアングル思考法です。

個人で何かを行う時も、グループで行う時も便利に使える方法です。 
図をご覧いただくと解りやすいです。

図には目標と現状とやるべきこととスケジュールが記載されています。

この図の良いところは、誰が見ても目標が明確になっていることです。

作業を進めるとき、計画通りに行くことは少ないのです。
それぞれが判断をしなければならない状況になります。
その時、目標を誤ることなく判断できることです。
「代替品としてこの商品なら使える」
といったことが、リーダーに相談することなく正確に行えるのです。

カレーライス作りで学ぶ思考方法

トライアングル思考法を解りやすくみんなでカレーライスを作るということで考えてみましょう。

最初に目的を明確にします。
この目的は途中で変わることのないように明確に決めましょう。
今回はカレーライスを作るのですが、目的は小学生の女の子の誕生日でクラスの友達も呼んでお食事会をしようというプロジェクトです。

メンバーはそれぞれのお母さん達です。
買い物担当者、食器の担当者、飾り付けの担当者、演出の担当者を決めます。
みんなで集まって、どんな誕生会にしようかと具体的に話し合います。
リーダーはいませんがみんなの頭の中にはどんな誕生会になるかは具体的に理解できています。
さあ、行動開始です。みんなが自分の担当を責任をもって行います。

買い物担当のお母さんが近所のスーパーに買い物に行きます。
まずカレールーの売り場に行きますといろいろなタイプのカレーがあります。
子供達が食べるのですから甘口を選べました。

目的が明確になっていると選択するときに迷うことはありません。
目標を明確に具体的にする意味はここにあります。
チームが行動しているときに、リーダーに確認取ることなく決定することができます。

さて、肉と芋と人参を買います。
人参も細いものから太いものまでいろいろあります。
人参は嫌いな子供もいるので飾り切りをして楽しく食べれるようにと太い人参を選びました。

食器担当のお母さんは、食器を選びましたが白いシンプルなものしかありません。
カレーライスだから白いお皿でも良いのですが、お母さんは考えました。
楽しい誕生会になるようにとお友達にお皿を借りることにしました。
そして、カラフルなお皿を用意したのです。

この時も誰にも相談することなく自分で決められたのは、目的が明確になっていたためです。
みんなは誕生会ができれば良いというのではなく、より良い誕生会にするためにそれぞれの担当者が工夫をしたのです。

飾り付けの担当者も演出担当のお母さんも、楽しい誕生会を脳裏に浮かべながら用意をします。

全員が同じイメージを持っていると、打ち合わせをすることなく、目的に向かって進むのです。

もし、最初の打ち合わせが悪いと、激辛のカレーライスになったり、飲み物にお酒が用意されたり、大人向けの音楽がかけられたりというチグハグな誕生会になってしまいます。

その時、準備に協力してくれた人は言うでしょう。
「誕生会だとしか聞いていません」

このようなイベントの進行状況の全体がひとめで把握できます。
最初に目標を明確にし、全員が共通の理解をし、最初のステップから目標に向かってそれぞれが進むというものです。

計画書とおりに実行すると最初の抱いた計画以上には絶対になりません。

だから、最初の目標を決定する時に最高レベルまで吟味して高めることです。

この思考方法は組織でやっても個人でやっても同じように使えます。
シンプルで、ルールも簡単だから、初めての組織やグループでも問題なく使えます。

筆者は長い間、何回もこの手法を使っていますが、不都合は見つかっていません。

この方法の最大のメリットは、参加者が主体性を持って、イキイキトと参加できることです。
どんなことでも、楽しくなければ発展しないし、成功はしないと考えます。

2021年11月23日