もの忘れゼロのメモ術

はじめに

高齢化と共に様々な機能低下が訪れます記憶力が衰えた。読解力が落ちた。思い出せない・・・・等々
著者は昭和22年生まれ。多分脳力低下の真っ最中なのかも知れません。
しかし、人生は100歳超え時代。まだまだ衰えてはいられません。
脳科学に関する書籍では解決策を見つけることはできませんでした。
それで脳科学とは違う視点で考えました。
課題があれば答えは必ずあるものです。
筆者は具体的で、実践的で、そして「超」簡単な方法を考案しました。
脳力の低下を防ぎ、モノ忘れを解決する方法です。
著者は2009年に「超メモ術」という本を東洋経済新報社様と青春文庫様から出版させていただきました。
「超メモ術」は多くの読者から「目からウロコが落ちる効果」と評され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等でも紹介されました。
おどろくほど簡単で実用的な超メモ術は今も多くの方々に愛用され続けています。
本書は「超メモ術」から「記憶力の衰え」を解決することに特化し、更に新しい手法を加えて考案したものです。びっくりする程簡単です。30分もあれば理解し、使う事ができます。

そして、あなたはその効果に驚かれるでしょう。
なぜ効果があるのかも、解りやすく説明しています。

期待できる効果

1、モノ忘れは100%なくなります
2、記憶力、思考力、判断力が高まります
3、家族のために、自分史が自動的にできあがります。

脳力低下は加齢だけではありません。
若い人たちも意識の持ち方で脳力は低下するのです
本書「仙人の超メモ術」は老若男女の脳の特効薬です。
ぜひ、「目からウロコが落ちる効果」を実感して下さい。

◼︎モノ忘れの悩み

年齢を重ねると、残念ながら脳力の低下は否めません。
記憶力の低下、理解力の低下、反応力の低下などが起きます。
筆者だって若い頃の記憶力は結構なものでした。
母親には乱雑に見える部屋だって、何処に何が埋もれているかは、全部頭の中に記憶していました。
その証拠に、必要なものはいつでも見つけ出す事ができました。
乱雑に見えても、自分的には整理されているのでした。
この能力は筆者が優れているのではなく、若い頃ならみんなが持っていた能力です。
本だって、パラパラと目を通すだけで、大体の内容は理解できていました。
必要な時には、いつでも必要なページを開く事ができました。
メモなんて書かなくても全て覚えていました。
このように、若い頃は誰でも天才的な記憶力をしています。
しかし、年齢を重ねると共に記憶力は劣化していきます。

1、覚えられない

電話番号や人の名前が覚えられなくなります。
聞いた時には覚えた様な気はするのですが、次の話に移った時にはもう覚えていません。
まるで浜辺に書いた文字の様に、波と共に消えてしまいます。
特に最近はスマホ頼りになり、記憶しようという意識が無くなっていますので、記憶力の低下は凄まじいものがあります。

2、思い出せない

人の名前や昨日の出来事などを思い出せなくなります。
喉まで出かかっているのに出てこないもどかしさに悩まされます。
忘れないためにメモをしても、メモしたこと自体を忘れてしまう。
昔はしっかり覚えていて、まさか思い出せなくなるなんて考えもしなかった。
机の引き出しを開けてから、何のために開けたのかさえ思い出せなくなることもあります。
最後には覚えていたことすら、覚えていなくなります。
初めて聞いたような態度をとり、周囲の人から「あれ?」と思われたりもします。

3、モノ忘れすることに怯えている

加齢と共にモノ忘れするのは仕方のないことです。
しかし、モノ忘れする事が気になり、いつも忘れない様にと頭の中は常に緊張状態のままになっています。
緊張状態は余計に脳を硬化させ、働きを鈍くするという悪循環にはまってしまうのです。いつも満杯の脳では、記憶を取り出すことも、新しい情報を入れることもできないのです。
スポーツでも、勉強でも普段通りのリラックスでないと脳力を発揮することはできません。

■脳力の低下が怖い

記憶力の衰えで感じ始めるのは、自分の脳力の低下です。
計算が苦手になり、暗算の答えに自信が無くなってきます。
脳の働きが遅くなったのを感じはじめイライラしてきます。

1、理解できなくなった

本を読んでも内容が理解できなくなってきます。
書類を読んでも、一度読んだだけでは理解できなくなります。
長い説明を聞いても理解できなくなってきます

2、勘違いをする

覚えているはずなのに勘違いをする事が多くなった。
例えば白い車だと思っていたら、実際には赤い車だった。
記憶が他の記憶と入り混じってしまい、勘違いをするのです。

3、考えがまとまらない

考え事をしていても、複雑さに耐えきれず、挫折することが多くなった。
昔は考えるなんて意識することなく、判断してきた事ができなくなった。
少し長い文章を書いていると、支離滅裂な文章になってしまう

4、答えを出すのが遅くなった

相談や考え事に答えを出すのに時間がかかる様になる。
日常の中においても判断力が鈍くなってくる。
脳内の神経がゆっくりしか動かない様な気がする。
だから、いつもイライラし、老化に怯えている。

5、難しいこと、複雑なことが苦手になった

若い頃は難しい仕事ほど面白くやり甲斐がありました。
しかし、複雑な仕事が苦手になってきます。
昔は複雑な程面白かったが、最近では複雑な仕事は苦手になってきた。
いつも何処かにミスがあるのではないかと気にかかるようになった。

目標

【解決策】

本書は脳力低下をカバーする仕組みと解決する具体的な方法をご紹介します。
近年の医学の発展によって、人間の身体の構造がわかってきました。
それは、今までの常識をひっくり返す程の変化です。
特に脳の存在感の変化です。
脳も他の臓器と同じ部位だという事です。
人間の身体も機械と同じように劣化していきます。
人間の肢体が不自由になった時は補助器具を使ってサポートします。
脳を部位と考え、補助器具を以って脳力回復を目指しました。
大袈裟に書きましたが、小さなノートだけで解決できるのです。
使い方も簡単。これ以上簡単なものはないでしょう。

「開く、書く、破く」だけです。

メモを書くのですから、メモ帳を開き、筆記用具で書くのは当たり前のことです。
だから、違いは「破く」という作業だけです。
これを読んだみなさんは疑問を持たれるでしょう。

「えっ?これが新しい方法なの?」

本当なのです。
「破く」という作業が、今までのメモ帳とは全く別次元の世界を開いてくれます。
騙されたと思って、試してください。
メモ帳を開いた瞬間に激動が走り、目の前に新しい世界が広がるのを実感するでしょう。
そして、あなたはこう叫ぶのです。

「目からウロコが落ちた!」

簡単なだけに、仕組みが軽んじられてしまいます。
簡単ですが、ルールは絶対に守ってください。
ルールを省略すると、メモ帳は雑記帳にしかなりません。
簡単ですが、絶対ルールなのです。
その理由も説明していますので、読んで、理解を深めてください。

■いままでのメモ帳の問題点

筆者が、メモを書き始めたのは中学生の頃だったと思います。
発明王トーマス・エジソンを尊敬する発明が大好きな子供でした。
中学生にもなると、考える範囲や事柄が多くなります。
当然のようにメモをするようになります。
当時は日本も復興の最中ですから、メモごときに贅沢はできません。
新聞折込チラシを小さく切って、ヒモで閉じたものを使っていました。
当時のチラシは殆ど片面印刷で、裏は白紙でした。
チラシに書かれたメモがたくさん貯まります。
大袈裟ではなく、ダンボールに一杯という感じでした。

悩みは、書いたメモの整理です。

この悩みは社会人になっても続きました。
乱雑に箱の中に投げ込まれたメモは、再度読まれることはなかったのです。
まるで、頭の中の記憶と同じで、メモはあるけど使えない情報になるのです。
この問題を解決するために、あらゆるメモ帳、メモ手法、情報整理方法を試しました。
使い始めた最初は良いのですが、しばらくすると使えなくなります。
課題は使い方の複雑なルールのためです。
メモする度にルールを思い出し、ルールに当てはめてメモをするのです。
ルールを考えることで、アイデアを考える余裕がなくなります。
メモはあらゆる出来事なので、メモする方法や内容など千差万別なのです。
それを、同じルールで書くということに無理がありました。
しばらく使っていないと、ルールも思い出せなくなります。
ルールを無視して書き始めると、情報システムは崩壊するのです。
半年余り書き込んだ情報もシステムの崩壊と共にゴミとなってしまいます。
涙を飲んで書き溜めたアイデアを捨ててきました。
また、新しい情報システムを見つけ出し、使い始めます。
その度に、古いシステムから必要なメモを取り出し、新しいシステムに書き写すのです。
メモの量は半端なく、大量にあります。
メモのすべてを新しいメモシステムに書き写したら、その段階で新しいメモシステムは満杯になります。
保存されているメモだって、読み直されたものは少ないのです。
メモの中には必要なメモと不要なメモが混在しています。
ここで問題なのは「必要なメモ」の取捨選択の基準です。
メモはその時点で必要なのか不要情報なのかの判断は難しいのです。
捨てた後で、重要なメモを捨てたことを悔やんだことが多々ありました。
なぜか、捨てたとたんに必要になってくるのです。
これが筆者のメモ奮闘記です。

■メモの基本に気付き、メモ方法が変わる

筆者のメモの目的は、メディアから拾った情報の記録やひらめいたアイデアのメモです。
別項目で詳しく書きますが、脳には記憶脳と作業脳があります。
私たちが日常的に使っているのは作業脳です。
人間の脳を机に例えると、記憶脳は小さな引き出しです。
引き出しの数は何億個、何兆個にもなるでしょう。
ところが、作業脳は一個しかない机の天板です
机の上には基本的に1個の情報しか乗せられないのです。
次の情報を扱う時には、机の上をきれいにしてから、新しい情報を乗せるのです。
人間の意識は、新しい情報のことしか考えません。
前の情報は覚えていません。
例えば、目の前を歩いている白い犬をみます。
可愛いなあと目を細めて見ている時、大きな爆音を響かせ飛行機が頭上を飛んでいきます。
飛行機好きな私は、しばらく空を眺めて、飛行機を見送ります。
そして、再び犬を見ようとしたら、もういません。
この時、犬が白かったのか黒かったのかが曖昧になります。
最初、作業脳には白い犬の情報がありました。
次の瞬間に飛行機の情報に変わりました。
そして、犬の記憶を蘇らせようとしますが、定かではなくなります。
犬という印象深いものを例にしましたので、犬という強烈な記憶は思い出すことができます。
しかし、ヒラメキや情報といった印象の浅いものでは思い出すことができなくなります。
この消える記憶を書き出すのが「超メモ術」なのです。
例えば、良いアイデアを思いついたのでメモしようとします。
この時、メモ帳は何処だろうとか、白紙のページは何処だろう、筆記用具は何処だろうとか考えた事が新しい情報として作業脳に置かれます。
その時、思いついたアイデアはすでに消えているのです。
「さっき、良いアイデアを思いついたのに・・・」と悔しい思いをした人は沢山いると思います。
メモの目的は思いついたアイデアを消える前に記録する事です。
この単純なことが難しいのです。
これを簡単に可能にしたのが「超メモ術」です。
詳しく知りたい方は著書(巻末記載)をお読みください。

■「超メモ術」を応用した「仙人の超メモ術」

メモ書きの思い付いたことは、忘れてしまう前に記録(メモ)すること。
メモ書きにはちょっとしたコツがあります。

記憶を見える化する

記憶が見えるから思い出し作業が要らない
それでも、脳力の限界を越える事があります。
もっと脳力を高めたいと思ったのが、記憶力と思考力の研究の始まりでした。
その結果、脳の概念が変わりました。
脳も肉体の部位のひとつだと言うことです。
近年の医学研究の研究からも確信を得ています。
記憶の鳥瞰
一度   たら、生涯忘れることはないメモ術

●実践編

【解決方法ー超メモ帳の作り方】

材料はA6サイズの小さなノートをしようします。

100円位で何処でも買うことができます。

加工方法

表紙の右下の角を三角に切り落としましょう

裏表紙の左下の角を三角に切り落としましょう

【解決方法ー超メモ帳の使い方】

◼︎3分でマスターできる仙人のメモ術

仙人のメモ術は、誰でも3分もあれば使う事ができます。

しかも、一度覚えたら生涯忘れることはないでしょう。

仙人のメモ術には、「仙人のメモ帳」を使用します。

作り方は次項目にあります。

使い方は簡単です。

一度読んだだけで理解できます。

ステップ1

白紙のページを開く

開く時は、メモ帳の右下角の三角にちぎり取られている所を押さえて開くと、空白のページが開けます。

ステップ2

筆記用具(単色ボールペンが最適)を手に持つ

ここまでは何も考えずに行うことが大事です。そのためには、筆記用具はすぐ取り出せる場所に置きましょう。絶対に筆記用具を探すことはしないでください。

もし、あなたが筆記用具を探したら、その瞬間にメモする内容を忘れてしまいます。

仙人のメモ術の一番大事なポイントです。

ステップ3

いきなり書く。必要なキーワードをとにかく書きます。

文字の位置だとか、文字の大きさだとか、きれいに書こうだとかを一切考えないでください。

きれいに書かなければならないノートではありません。忘れないためのメモだという事をしっかり自覚してください。脳の中にある文字を書き出す作業をしているのです。

手書きの文字には、その時の感情が込められて残されます。後で思い出す時の大切な情報が込められているのです。

大事なことは自然に大きな文字で、目立つ所に書かさりますし、補足内容は自然と小さく書かさります。手書きの文字には書かれた内容よりも大事な情報を含んでいるのです。

ステップ4

必ず日付を書き入れます。

メモを書き終わったら(途中でも構いません)、ページの右上に日付を書きます。

2019年3月1日とか平成31年3月1日というように書きます。

必ず年を書き込んでください。(年が書かれていないと、数年後に読み返した時に、何年の出来事なのかがわからなくなります)

ステップ5

必ずページの右下角を三角に千切ること。

ふと後回しになってしまいそうな作業です。この作業をしっかりやっておかないと後で後悔することになります。この作業が終わって、メモ書き終了です。

千切る作業はきれいにする必要はありません。次ページを押さえられるようになっていれば大丈夫です。

後で、ハサミで切ってきれいにすれば最良です。

ポイント

覚えるのは、4ステップだけです。

開いて、書いたら、日付を書いて、千切るだけです。

これなら1分もかからないでしょう。

でも、そうする理由をしっかり把握しなければ、簡単な作業さえおろそかになります。

この些細なことが「仙人のメモ術」であり、魔法のような効果を生み出すのです。

さらに、素晴らしい効果が必要ならば、他の項目もしっかり読んでください。

「目からウロコが落ちる」と言われる超メモ術の秘密がわかります。

【解決方法ー注意事項】

◼︎簡単なメモ方法だけで解決します

       絶対にモノ忘れはしない方法

       記憶を強める方法

       記憶が消えない記憶方法

       見えない記憶を見えるようにする

       まとめて記憶する氷山式記憶術

       まとめて記憶する物語記憶方法

【機能アップ】

ちょっとした加工と使い方で、飛躍的に機能アップします

◼︎スピードメモ帳の書き方1

必ず書かなければならないのは日付

必要作業は左下の角を三角形に破る(ちぎり取る)

◼︎スピードメモ帳の書き方2(後で書いても大丈夫

必要事項はマーキングとインデックス

余裕があったらタイトルを付ける

インデックスを簡単に開きたかったら、表紙の右上の角を三角形に切り落とす

書き方1で三角形に手で破いた所を、ハサミで綺麗に切り取っておきましょう。

◼︎スピードメモの読み方

時間があったら、メモを読み直す

必要項目は目次ページからマーキングを頼りに開く

◼︎追記の仕方

気がついたことがあったら、そのページに追記する

追記はカラーペンを使うと便利です

追記したら、ページの上に同じペンで日時を記入する

◼︎スピードメモの保存方法

表紙に書き出し日時を記載する

できれば、現在の場所と現在の年齢を表紙の裏に記載する

◼︎スピードメモの重要性

大切な遺書になるーどんな風に生活していたのかを残せる

●最後に

この本は、高齢者の記憶力低下を解決するために、著書(執筆中)「天舟式 発想術・新脳力開発法」より抜粋しました。詳しく知りたい方は、「百円ノートの「超」メモ術」著者 中公竹義 発行 東洋経済新報社、または「結果がどんどん出る「超」メモ術」著者 中公竹義 発行 青春文庫をお読みいただければ幸いです。